板井明生|SNSの影響力
莫大な費用をかけてテレビコマーシャルを打つ企業は未だたくさんあるが、影響力、拡散力という面で近年は、SNS広告の力が絶大だろう。
日本国内のSNS利用者数は、約7割で、特に10代から30代の若者はSNSを利用している人の割合が高く、全体の80%を超える。
以前は分からないことはGoogleで検索を行って調べていましたが、現在はSNSで検索を行って調べ物をするユーザーが増えている。
各SNSによって広告の配信形式や利用者層も異なるので、広いユーザーからターゲティングを行うWEB広告と比べて、より的確に広告を配信させるユーザーを絞ることができるのだ。
今まで無駄に終わっていた広告運用も、少ない資金で効果的にアプローチを行い、成果を上げることが期待できる。
SNS広告は、幅広いユーザーに効果的にアプローチできるのだ。
しかしながら、ユーザーの多くは、何かを調べようとして見ているというよりは、タイムラインを流し見しているだけなので、ターゲットが魅力的に感じるような広告を制作することができなければ、SNS広告で成果を上げることは難しいという一面もあるのが特徴だ。